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JA11後期オーバーホール済ミッションです。交換・調整が必要になっている部品は交換・調整してあり、実走テストを行いシフトアップダウン・ガラガラ音・オイル滲み等、問題無い事を確認してあります。
ケース・内部洗浄後、このミッションは1速・2速・5速のシンクロや内部ベアリングはメインシャフト・カウンターシャフト共に全ての物(6個)を交換してあります。オイルシールも3個交換(インプットシャフト・アウトプットシャフト・カウンターシャフトベアリング部メクラ栓)してあります。また、１速～５速の各ギアのチャンファと各スリーブのかみ合わせ部のチェックを行い、修正が必要な場合は段付き修正・バリ取り(ギアが廃盤の為。修正の場合はストックパーツを使用)を行っています。パーツの痛み具合によって交換する部品(ニードルベアリング・シンクロナイザーキー等)を選択しています。Vブロックを用いメインシャフト・カウンターシャフトの曲がりチェック・修正を行い、光明丹でギアの歯当たりを確認しながら歯当たり等問題無い事を確認後、組み上げています。ベアリング圧入時にはミッションケースやベアリングを適度に温め、熱拡張を利用し無理な力がかからない様に行い、ベアリングに適正な与圧がかかる様に行っています。エアブローにて埃・塵を飛ばす事は勿論ですが、組み込み時の温度やトルク管理も行なっています。 ※前期型のミッションはカウンターシャフト５速ギア側ベアリングの抜け防止策を行っています。圧入されているものの抜けてしまい５速ギアとベアリングに約1.5mmの隙間が出来てしまっている物が多いです。ヘリカルギアの為、スラスト方向に荷重がかかる為です。(後期ミッションはCリングによる抜け止めが追加されています)
また、車種問わずほとんどのミッションで傷んでいるバックギア・スリーブのかみ合わせ部を整形してありますので、バックギアもスムーズにシフトチェンジ可能です。シフトスプリング左右も交換してあります。耐熱シルバーにて塗装してあります。
※慣らし運転は終わていませんので慣らし運転を行って下さい。JA11ミッションに限らず、どうしても低いギアのシンクロやギアは痛めがちですので、１速２速３速シフトアップ・シフトダウンなどは力任せにシフトするのではなく、ニュートラルで一呼吸置く位のタイミングでシフトして頂けれは大丈夫だと思います。
取り外したミッション(コア)のご返却を40日以内にお願いします。必ずご返却下さい。実走テストを行っている為、いかなる場合にも工賃その他費用については